PS5の音声形式
PS5のよくある質問によると、以下の音声形式に対応しています。
- ドルビーデジタル (最大5.1ch)
- ドルビーデジタルプラス(最大7.1ch)
- ドルビーTrueHD (最大7.1ch)
- DTS (最大5.1ch)
- DTS-HDハイレゾリューションオーディオ 最大7.1ch)
- DTS-HDマスターオーディオ (最大7.1ch)
- AAC (最大5.1ch)
- リニアPCM (最大7.1ch)
- ドルビーATMOS とDTS:Xが利用可能なBlu-rayとUltra HD Blu-rayディスクの動画(対応デバイスとの接続時)
PlayStation 5は、FAT32またはexFATフォーマットで保存されたMP3、FLAC、AACにも対応しています。
PS5の音声形式設定
PS5の音声設定は、「ホーム」→「設定」→「サウンド」で変更します。
PS4の音声形式
PlayStation 4でUSBメモリ内の音楽ファイルを認識できるようにするには、「Music」というフォルダに保存する必要があります。DSEE HXを使用すると、MP3などの特定の音声ファイルを高解像度で聴けるようになります。ただし、BGMの再生や音声読み上げ機能を使用する場合は、48kHzで出力されます。
PS4では、USBメモリ経由で使用できる音声形式は以下の通りです。
- MP3
- AAC (M4A)
- FLAC
音声ファイルを保存するUSBメモリは、FATまたはexFATファイルシステムでフォーマットされたものを使用して下さい。
ビットストリーム(DTS)とパルス符号変調(PCM)の比較
ビットストリームとPCMにはそれぞれ長所と短所があるので、具体的な状況に応じてどちらが良いかを判断することが必要です。
PCMの長所
- ほぼすべてのオーディオプレイヤーに対応
- 高速・低遅延
PCMの短所
音質の良し悪しはプレイヤーに依存するため、プレイヤー自体やプロセッサに負荷がかかる
DTSの長所
- 光デジタル信号と同軸デジタル信号で5.1chの高音質を実現
- 2進数を使って、音声ファイルをデジタルビットにデコード
- デコードタスクをコンソールでなくレシーバーに割り当てる
DTSの短所
- 副音声の設定に依存しすぎると、音質に影響が出る
- 音質はレシーバーの品質に依存するため、レシーバーに負荷がかかり、音声の遅延が発生する
PS4/PS5で最適な音声形式
PS4に最適な音声形式はPCMで、Sonyがゲームコンソールのデフォルト音声形式として取り入れました。PS4の音声形式にはPCMとDTSの2種類があり、状況に応じて使い分けるゲーマーもいます。
PS5では、PCM、DTS、Dolby Digitalの3種類の音声形式を利用できますが、特にPCMは非圧縮で追加の処理を必要としません。
結果として、PCMはPlayStationでのゲーム、DTMは特にサラウンドサウンドシステムを使用した映画鑑賞や音楽鑑賞に最適な音声形式であることが判明しました。
PS5の動画形式
PS5が対応している動画形式は以下の通りです。
- WebM
- MP4
Blu-rayディスクドライブ搭載のPS5は、4K Ultra HD Blu-rayディスクや通常のBlu-rayディスクの他に、DVDの再生も可能です。具体的には以下のディスクに対応しています。
Ultra HD Blu-ray
Blu-rayディスク
BD-ROM (ハイブリッドディスク)
BD-R/RE (BDAV、BDMV)
DVD
DVD-ROM
DVD-R/RW(AVCHD)(動画モード、CPRMを含むVRモード)
DVD+R/RW (AVCHD)
ただし、PS5 Digital Edition本体は光ディスクに対応していません。
PS5の画像形式
PS5では、1920x1080pあるいは3840x2160pのスクリーンショットを、PNGやJPEGで保存できます。また、HDRディスプレイに接続すれば、HDRスクリーンショットを撮影・閲覧することも可能です。HDRのスクリーンショットをエクスポート・共有する場合、標準的なJPEG形式に変換されます。
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